大阪・関西万博来場記録

EXPO2025


第19回

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来場20回目 /Jul.25,Fri.

一般来場者数:112,592人

 20回目の来訪は、7月25日(金)。夫婦で万博へ。

 来場予約は11時。事前にパビリオン予約は何も取れていない。 行くのは昼過ぎでも良いだろうということで、自宅近くの喫茶店(コメダ珈琲)で遅いモーニングを食べてから出掛けることに。 夢洲駅の改札通過は12時31分。この時間は、東ゲートも待たずに通過できるので、おそらく12時40分頃の入場ではなかったか。

 入場後、ゆっくり西ゲート方面へ向かう。先日私が一人で入館した 「PASONA NATUREVERSE」に、妻は未入館だったことや、 予約なしでも入るチャンスがあるところなので、行くことにした。

 先日も書いたが、ここのオペレーションは素晴らしいもので、細かく時間を区切って数十人ほどずつ並ばせ、捌けたらまた並ばせるという運用。 並び列を待つ人たちに対しても、排除するのではなく、並べる状況になったらこまめに声掛けしますという対応。 そして、列に並ぶことができたら、そこからおよそ30分程度の待機で入館できる。 もちろん、パビリオン前に広いスペースがあるからこそ可能なわけだが、入館希望者を失望させず、怒らせず、うまくつなぎ止める絶妙のオペレーションなのである。

 我々が同館前に到着したのは、おそらく13時少し前。ちょうど並ぶことのできるタイミングであった。 そして、実際に入館できたのは13時20分頃だから、30分未満で入館できたことになる。このようにスムーズに入ることができるのは、 入館後の観覧者の行動が基本的に自由だという点も大きい。展示物やシアターなども混雑状況に応じて臨機応変に進ませ、 じっくり観たい人は留まって観ることができ、早く進みたい人はそれもできるという館内構成と運用だからだ。

 IPS心臓も、土の匂いのする Wonder Eearth ゾーンも、NATUREVERSE ショーも、私は2度目だが、じっくりと堪能できた。

 同館を出たのは、14時過ぎ。そこからリング方向へ。隣の「よしもと」の角を右折して、EXPOメッセ「WASSE」に向かう。 この日は、「鳥人間コンテスト展」が行われているということで、 これを目当てに立ち寄った。鳥人間コンテストは、琵琶湖で毎年夏に行われているものであるが、 冠スポンサーであるイワタニさんがEXPOのパートナー企業でもあるから実現したことだろう。 参加する各大学や団体などが、自作の飛行機を展示し、来館者に説明してくれる。 実際に操縦席に入って写真撮影できる機体もある。機械や飛行機が好きな人にとっては、面白い体験である。 フライトシミュレーションのようなコーナーもあったが、子供たちであふれ、とんでもない待ち時間であったのでパスした。

 WASSEを出た後は、もう一度西ゲート方面へ。西ゲートを通り過ぎ、風の広場マーケットプレイスにある「好きやねん大阪フードコートWESTSIDE」に向かう。 ここは万博会場内では比較的空いていて、比較的安価に食事のできる場所である。時刻は大体15時半。ここで、遅い昼食というか、早い夕食を摂ることにする。 私は、豚カツカレー(1,210円)と缶ビール(500円)。高いと言われる万博会場内でも、これなら街中のフードコートで食べるのと、そう変わらない。

 中途半端な時間に食事をするようになったのも、万博に通い詰めて学んだテクニックの一つである。 12時近辺に昼食はとらない。夕食は18時とか19時頃は避ける。そのため、会場に訪れる前、10時半や11時にブランチの時間をとり、 夕食は16時頃。こうすると、会場内レストランも売店も、比較的空いているのだ。 そして、日常的に万博に来ている我々は、毎回数千円の食事などしていられないので、できるだけ安く食事ができる場所を調べてあるのだ。

 外は暑いので、クーラーの効いたフードコートはありがたい。食事時間も含め、30分以上ゆっくりして、外に出る。

 この後、デジタルウォレットパークで、17時頃から 「ミャクミャクチャレンジ」に参加。 つい先日(22日)も、朝9時からの先着受付で参加することができたが、この日も朝から先着予約をゲットし、参加できた。

 ハズレくじなしの「特別抽選」を5回。成果は、見事2等が1つ当たり、商品の中からマグカップを選択。 あとは4等の小缶バッジ×1、5等のシール×3。くじ運の悪い私が、1度でも2等を当てたのは、奇跡的であった。

 次に、17時半過ぎ頃、セービングゾーンに出向き、 「オマーン館」に並び始める。 1時間は掛からないくらいで18時半過ぎに入館。水をテーマにした美しい映像投影などがあり、堪能。

 同館を出た後、同じセービングゾーンの向かい側にある 「ルーマニア館」に。1時間弱待機して、19時半過ぎに入館。 印象的だったのは、楽器の生演奏。記録と記憶にあるのは、アコーディオン奏者の独奏。

 ルーマニアを出るともう20時過ぎ。2度目の水上ショー(アオと夜の虹のパレード)が20時30分から始まるが、この時間では良い場所は既に人で一杯である。 写真も動画も残っていないので、どこで観たのか、観なかったのかも不明だが、水上ショーと、 それに続いて20時57分から始まるドローンショー(One World, One Planet.)を観ているとコンビニが閉店してしまうので、おそらく21時に閉まる前に、 東ゲートマーケットプレイスのローソンに駆け込んだのであろう。夫婦で行動を共にした日には、それが一日の終わりのイベントだったからだ。

 21時以降ゆっくりしていると、21時半を回ったくらいから、警備スタッフなどから「もうすぐ閉場です」と、帰宅を促される。 あくまでもやんわりだが、特にローソン前や大丸前、リング下にいると声が掛かることが多い。そこまでわかっている常連組は、 ノモの国や住友前の暗がりにあるベンチに静かに座るのだ。そこでアイスを食べ、フルーツを食べ、時にお腹が空いていたらおにぎりを食べ、 その日の感想を話しながら、総括をする。そして、次回の展望を話し合う。 周りにも同じような人たちがたくさんいる。みんな帰りたくないのだ。こんな時間が永遠に続いたらいいな。何度そう思ったことか。

 通期パスを2人分買う時、一瞬でも高いと思ってしまった自分を恥じた。こんなに豊かな時間を、望めば毎日でも過ごすことができる。 まさにプライスレス。閉幕後には、たとえ何百万円積んだって、二度と経験できないのだ。 でも、こうして記憶には残っている。人生が終わるときまで、忘れることはないだろう。

 この日は私の来訪20回目。全43回の半分にも達していない。この頃は本当に、まだまだずっとこんな毎日が過ごせると思い、 やがて来る終わりの日のことなど、想像もしていなかった。暑い毎日が続き、この後に秋が来るなんて、信じたくなかった。

 閉場時刻22時前に東ゲートを出て、夢洲駅改札は22時10分通過。いつものようにホームで電車を2本ほど見送り、 確実に座って帰る。しかし、立っている人たちも、疲れているはずなのに、みんな笑顔。中央線は、幸せに満ちていた。

(2026年4月11日記す)

EXPO 2025 / OSAKA YUMESHIMA Apr.13-Oct.13,2025