大阪・関西万博来場記録

EXPO2025


第5回

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来場5回目/May.06,Tue.

一般来場者数:59,582人

 5度目の来訪は、5月6日(火・祝)。 祝日ではあるが、ゴールデンウィーク最終日(明日から平日)ということで、一般来場者数は59,582人と、かなり少なかった。 もっと大混雑を予想していたので、若干拍子抜け。

 この日の来場予約は12時。夫婦2人での来訪。地下鉄ICカードの履歴では、夢洲駅改札を12時41分に通過している。 事前予約の取れていたパビリオンは、14時からの「韓国館」のみで、 これに合わせての入場時間であった。

 13時前頃東ゲートを入り、少し待機してから大屋根リング下を北方向へ、韓国館へと向かう。 韓国館は、外壁前面のほぼ全部が巨大スクリーンとなっていて、通る人の目を奪う。昼間よりも、むしろ夜間にその存在感が際立つ。


 入館後のコンテンツは3部構成となっていて、最後の没入型シアターでの上演に感動。 いわゆるお涙頂戴的な内容なので、好き嫌いがはっきりと分かれたようだが、私はすごく共感した。

 主人公は小さな女の子。音楽家の祖父がピアノを弾くのを、そばで楽しそうに見ている。 そのお爺ちゃんと、2025年の大阪・関西万博を訪れ、楽しい時間を過ごす。

 時は流れ、大きくなった主人公は、夢だったアイドルになる。ある日、家の中に、今はもういないお爺ちゃんが遺した、 書きかけの譜面を見つける。小さいときに一緒に行った万博の楽しい思い出がよみがえる。 彼女は、途中で終わっているその曲の続きを作りあげて歌うというストーリーだ。

 観ていて目頭が熱くなった。回りからもすすり泣く声がたくさん聞こえてきた。 エンタメの国ならではのストーリー展開に没入でき、お隣の国の人の心の底にも流れる共通したものを感じた。 先端技術を用いた華やかな演出ではあるが、テクノロジーではなく「心」にスポットを当てたショーだと感じられた。

 さて、この後は何も予約がないので、コモンズ館(B、C、D)を回って、スタンプパスポート後ろのほうのページにある 「重ね押しスタンプ」を押したりした。

 16時半頃、東ゲートゾーン「ジャパンマルシェ」で弁当を買い、早めの夕食。 ジャパンマルシェとは、万博フリークにしかわからない説明をすると、東ゲートからリング方向、住友館の手前を左折して右手にある平家建の横に長い建物。 e-mover「東ゲート南停留所」の手前、Panasonic「ノモの国」の向かい側だ。 購入した「万博弁当」を、住友館の前あたりのベンチに座って食べた。少し風が肌寒い日だった。

 夕食後、待ち時間10分程度で入館できた「中国館」へ。 そんなにすぐ入ることができたのは、後になってみれば信じられないくらいだ。 中国館は外装を木で仕上げた贅沢な作り。展示は、悠久の歴史から、最先端の宇宙開発技術まで、非常に見応えのあるものだった。 もう一度見たくなって、後日再訪したくらいだ。

 エンパワーリングゾーン奥にある中国館を出た後、東ゲート方向に戻り、 人気の「フランス館」が待ち時間1時間程度ということで、 待つことにした。隣のアメリカ館は2時間ということだったので、諦めた。 フランス館は、ルイ・ヴィトンのトランクが積み上げられたホールが話題となり、情報番組などでもよく取り上げられていた。 その他、セリーヌなど、同国を代表するラグジュアリーブランドの作品展示なども多数あって、 そんなところばかりが報道されていたが、私には国を挙げてのブランドの宣伝としか思えなかった。 むしろ、オーギュスト・ロダンの彫刻作品などの展示が素晴らしいと感じた。

 フランス館を出たときにはもう20時過ぎ。並ばずに入れる「マレーシア館」 などを観る。同館には後日再訪することになるのだが、展示については申し訳ないが、さほどではなく、 1階のレストランが人気で、混雑している。また、パビリオン前で歌など、パフォーマンスをいつも行っていて、 行き交う多くの人の足を止めている。

 この日はまだすぐには帰らず、東ゲート前ローソンで軽食と飲物などを購入し、外のベンチで数十分時間をつぶす。 駅の混雑時間を避けるこのやり方は、我々夫婦の万博来訪日最後の時間の過ごし方として、このあと定番化していく。

 夢洲駅改札通過時間は21時49分。人気パビリオンを複数観ることができ、大満足の1日を終了した。

(2026年2月12日記す)

EXPO 2025 / OSAKA YUMESHIMA Apr.13-Oct.13,2025