大阪・関西万博来場記録

EXPO2025


第31回

 [目次へ]   前の記事<   >次の記事   





















来場31回目 /Aug.29,Mon.

一般来場者数:160,504人

 31回目の来訪は、8月29日(金)。夫婦で万博へ。

 この日の主目的は、水上ショー(アオと夜の虹のパレード)を、できるだけ良い位置で観ること。 事前抽選や当日登録で予約観覧エリアから観られるのが一番良いが、事前抽選など当たったためしがなく、 いつしか抽選申込すらしなくなっていたし、当日登録だって、ごくたまに、空き枠解放時に○や△を瞬間的に見ることはあっても、取れたためしもない。 だから、真正面からの観覧は諦めるとして、自由観覧エリアの中で、できるだけ中央に近い位置を陣取って観ることが目標である。

 そのためには、一体何時から場所取りを始めればいいのか。1時間前ではまったく話にならないのはわかっている。 2時間前?それも遅いだろう。3時間前ならまだそんなに人は来ていないのではないか。 そう事前に打ち合わせ、19時30分からの第1回目公演を目指し、遅くとも16時半頃には場所取りを開始しよう。 今日は、それに合わせて行くことにした。

 来場予約は一応11時を取っておいたが、家を出たのは14時頃。夢洲駅到着は15時06分。 この時間だと、東ゲートもそれほど混んでいないが、この日はかなり人が多かったので、おそらく入場は15時半頃ではなかったか。

 入場直後の写真等が何も残っていないので、行動の詳細はわからないが、長い待ち時間に食べるための食料を、 ジャパンマルシェあたりに探しに行ったかもしれない。

 水上ショーの観覧場所は、ウォータープラザの東側のなるべく中央寄りにしようと決めていた。以前、西側から観たとき、 かなり水しぶきが飛んできて濡れたので(その日の風向きにもよるが)、東側のほうが良いだろうということで。

 東ゲート側からウォータープラザへの道筋は、電力館の角を左折してリング下に入り、レイガーデンの所まで行ってリング内側に入ると、 調和の広場。ウォータープラザマーケットプレイス東を左手に見て、トルクメニスタン、北欧館、マルタの前を通って、 チェコを目指して行く。

 チェコ館の前あたりの水際自由観覧席が、今日の目的地。16時半頃到着すると、なんとまだ誰も来ていない。 それはそうだ。今から3時間後に水上ショーが始まることを知らない人は多いし、知っていても、3時間前から待機するような人はいない。 最も予約観覧席に近い場所(海に向かって右側)の上段にレジャーシートを敷いていたら、 1人2人と、人がやってくる。見ていると、同じように場所取りを始めるので、やっぱり同じような人がいるんだと感心する。 いや、我々が一番感心されているだろう。

 2人で場所取りをしていると、交代で買い出しに行ったり、トイレに行ったりできるので、その点は困らない。 何なら、どこかのパビリオンを観てくることだってできるが、そんなに長い間席を外すのは気が引ける。

 まだ日が高く、とても暑いので、とりあえず何か冷たいものを買いに行こう。ここはウォータープラザマーケットプレイス東が近いので、 2階のフードコート(好きやねん大阪フードコートEAST SIDE)に行けば、飲物、かき氷、アルコール、つまみなど、様々なものがテイクアウトできる。 また、1階にはファミリーマートもある。

 そうして冷たいものを飲み、お腹が空けば食べ物を調達しにまた買い出しに行き、夕暮れを待つ。 暑いが、夏の日が落ちるのを海沿いで眺めるのも悪くない。時間が過ぎるごとに、どんどん人が集まってくる。 18時くらいには、もう周囲はかなりの混雑になってきている。 我々のように、3時間も待とうと考えるのは、今日はこれだけ!と決めてきている通期パス組に限られるだろうが、 1時間半程度なら待とうという人はかなり多いようだ。

 待つのが嫌い。人混みや行列が嫌いという人は多い。いや、待つのが大好きなんて人は、いないだろう。 私だって、好きで待っているわけではない。だが、万博には、待った先に感動がある。待つ苦痛を上回る喜びがある。 そしていつしか、待つこともエンターテイメントになっていく。万博フリークなら共感してもらえるはずだが、 万博以外にも何かイベントなどで並ばされると、うれしくなってしまう。並ぶ先に楽しさがある。そう体が覚えてしまっている。 だから、行列を見ると、わくわくする。並んでいると、万博みたいだね、と思う。これはもう「万博体質」と言ってしまっていいかもしれない。

 この日も、自宅での事前打ち合わせで、3時間くらい場所取りしようと話したとき、なぜかわくわくした。 夫婦で待つのが楽しいと言ったら、のろけているように聞こえるかもしれないが、確かに1人で待つよりも苦痛ではないし、 楽しいことに向けて3時間も待てるという、その時間の優雅さ。リッチさ。人生におけるかけがえのない思い出になることは間違いない。 2005年の愛・地球博で、トヨタグループ館に入るために3時間待ったことは、今でも楽しかった思い出として、鮮明に記憶に残っている。 そう、待つことは、思い出を作ることなのだ。

 そうこうするうちに日が落ち、水上ショーに先立って、19時19分から「EXPOミニ花火」が始まる。 ここは花火を観るのにも打ってつけの場所である。約5分間、花火を楽しむと、いよいよ19時30分から水上ショーがスタートする。

 そういえば、これまで一度も水上ショーの動画をちゃんと撮ったことがなかったので、 一度くらい全編録画しようと思い、撮影した。本編スタート前のいわゆる前説みたいな部分の頭の音声が若干切れてしまったのは残念だが、 本編はすべて収録した。ただ、真正面ではないので、斜めアングルになっているのは仕方ない。 いやむしろ、ちゃんと正面から撮影した動画は、公式サイトその他で観ることが出来るであろうから、こんな角度から撮った動画は、 現場で自分たちが体験した記録として、貴重だろう。

「アオと夜の虹のパレード」全収録(ウォータープラザ東側中央寄りから)


 水上ショーが終わると、20時近く。どこかこの時間からでも入れるパビリオンに行ってみようということで、 ウォータープラザからいのちパークへ出て、そのまま北上。ほぼ真っ暗な道を進み、ベタコの角を右に曲がって、ヨルダン方向へ。 少し先の「ペルー館」はまだ受付していたので、並ぶことに。 私は一度入っている所だが、妻が未入館だったのだ。

 並んだのはおそらく15分程度。20時半頃入館。美しい映像や神秘的な展示物を堪能し、滞在約20分。

 次に、ドローンショーを観るため、今日はリング上へ。 光の広場のエスカレーター(ポップアップステージ東内の所)から昇り、20時57分を待ったが、なんと今日は悪天候によりドローンは中止。 事前に放送はあったはずだが、聞き逃していた。多くの人がリング上で待機していたが、ドローンはないと聞き、皆がっかり。 ゾロゾロとリングを降りる人たちも多数。ただ、光の演出はあるので、そのまま観ることにした。

 21時を回り、ドローン演出のない「One World, One Planet.」は終了。 21時20分の入店終了時刻に間に合うように、東ゲートマーケットプレイスのローソンへ。 今日もまたアイス、フルーツ、冷たいドリンクなどを大急ぎで購入。この日は大した物を食べていないので、 おにぎりなども買ったかもしれない。いつもの住友前あたりの暗がりにあるベンチに空きをみつけ、腰掛ける。

 今日は来場者が多そうなので、できる限り遅くまで時間を潰そう。22時になり「閉場でーす」の声が掛かっても、もう少し粘る。 警備員さんが近寄ってきて、直接「もう閉場してますので、お願いします」と言われ、仕方なく腰を上げる。 今駅に向かったって、どうせ延々と歩かされるだけなのに。

 東ゲートを出ると、案の定、すごい人。ゲート外で折りたたみ椅子を出して、少し座って待とうか。 数分後、そろそろいいかなと思い、駅へ向かうことにしたが、いつものグネグネ迂回路を歩かされ、しかもなかなか進まない。 あの「大曲の花火」の夜よりはまし。それだけが救い。実際、そんな声が近くからも聞こえてくる。

 歩かされることおよそ30分。ようやく夢洲駅へ降りる階段へ到着。改札を入ったのが22時45分であった。

(2026年8月17日記す)

EXPO 2025 / OSAKA YUMESHIMA Apr.13-Oct.13,2025