大阪・関西万博来場記録

EXPO2025


第14回

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来場14回目/Jul.6,Sun.

一般来場者数:111,544人

 14回目の来訪は、7月6日(日)。1人で万博へ。

 来場予約は10時。ICカードの乗車記録では、夢洲駅の改札を9時41分に通過している。 東ゲートから入場したのは、10時過ぎくらいではなかったかと思う。

 この日のパビリオン事前予約はなし。残っている写真や動画、押したスタンプ等を見返してみても、 この日の主目的が何だったのか、思い出せない。6月に2日しか来訪していないこともあり、 7月に入って「何もなくても、とにかく行けたら行こう」という気になっていたのは確かである。

 この日の午前中に何をしていたか、写真や動画が残っていないので、今となってはわからない。 この日最初に撮影した写真の時刻は、12時24分。 「風の広場マーケットプレイス」(フューチャーライフゾーン手前)の「エスニックフュージョンレストラン」で摂った昼食。 「マサラティー」(=チャイ、680円)を注文すると素焼きのカップ("EXPO2025"のレリーフ入)で提供され、 それを持ち帰ることができるという情報をSNSで知ったので、それを目当てに昼食を摂ることにしたのだ。 注文したのはマサラティーとサムライカレー(1,490円)。このサムライカレーは、 日本のカレールーを用いてバングラデシュ風にアレンジしたものだそうで、 同国の子供たちに学校給食として提供するプロジェクトのために開発されたそうである。 この一杯が、子供たちのためになるということなので、そんなことを知れば、もう食べるしかない。

 この日は外がかなり暑く、マサラティー(ホットのみ)が熱いなと思いながら飲んだのを覚えている。

 昼食後、西ゲート近くのクロネコヤマトへ。

 この頃から、クロネコヤマトの宅急便センター東西2か所(正式名称:ヤマト運輸宅配・手荷物預かり東ゲート店、西ゲート店) で、可愛らしいデザインのステッカー各種を戴けるということで、実は前回7月4日に初めて東ゲート店に立ち寄っている。今日は2度目である。

 運ぶ荷物(内容物)に応じたイラストと取扱注意事項等が書かれたもので、「たまご 気をつけてネ」「パン在中 下積厳禁」など、 可愛くユーモラスなものが多い。もしかすると、会期当初からあったのかもしれないが、私が知ったのは、この頃である。 万博って、このように自分の知らないところで色々なイベントが展開されていて、日々宝探し的な楽しさがあると同時に、 もっと早く知っていれば!と思うことも少なくない。

 ネットのなかった時代なら、触れられる情報量にも限りがあり、自ら足を運ぶか否かで体験量も決まっていた。 その時行かなかったのだから仕方ないと、諦めるしかなかった。 現在のようにネット時代、ましてやSNS全盛時代には、事前に数多の情報収集をし、準備が出来ていた人はたくさん体験ができ、 それをまた共有し、更なる情報に触れる機会も増える。情報伝達が早いので、乗り遅れると体験もできない。 一昔前「デジタルデバイド」という言葉(デジタル機器を使いこなす人とそうでない人との間に生ずる格差)が流行したが、 現在はもう使えない人というのが圧倒的少数派となり、使う人の間での技量の差によって、体験格差が生まれる時代になっている。 それがもう現実のものとして可視化されたのが、今回の万博だと思う。

 現在進んでいるこのような状況が、今後もっと進み、後戻りはできない。「未来社会の実験場」という万博のテーマは、 そんな未来を示しているように思う。だから、予約方法がわかりにくいとか、機械に疎い高齢者に冷たいなどと、色々批判もあり、 そのために急遽紙のチケットでも入場できるように対処したり、万博協会も最大限配慮する姿勢を見せたが、 そんなことを言っていられるのも今のうちだという自覚が必要ではないか(*)。 それが良いとか悪いとかではなく、社会の効率性を考えれば不可避なのだと、もう既に高齢者と言われる年齢に差し掛かっている私ですら思う。
 *:ただ、一つ苦言を呈すると、今回のサイトやアプリのパビリオン予約画面の操作性は非常に悪かった。 PCやスマホに慣れている人ほど、むしろイライラした場面は多かったのではないか。 これも実験とするならば、今後(直近では EXPO2027)もっと使い勝手の良いアプリ等の開発が期待される。

 ヤマトでは、東西で柄違いのスタンプも押せるので、まるでパビリオンのように、それを目当てに来店する人もチラホラ見かけるが、 そんなに多くはない。これもあまり知られていないからだろう。

 ヤマトの宅急便用ステッカーは、提供されている10種のうちから1日2枚戴けるということで、 この後も通うこととなり、最終的に10種全部コンプリートした(実際に宅急便で使われているステッカーは、もっとたくさんある)。

 食後、コネクティングゾーンの「インドパビリオン(バーラト)」へ。待ち時間なしで入館した。 ここは、パビリオン建設が遅れて開幕に間に合わず、18日遅れて5月1日にオープンした。 当日のTV各局(関西ローカル)のニュースで報じられていたことで初めて知った人もいるだろう。 オープン前から、このような建設遅れについては批判もあったが、 万博で建設が間に合わないといったことは他国でもわりと頻繁に発生しており、異常事態とまでは言えないことは、事情通の間では常識である。 ようやくオープンということで、初日(5/1)はたいへんな人で賑わっていたようである。

 インドの食については、我々日本人も馴染み深く、パビリオン内のレストランも日に日に人気が高まっていった。 そんな大盛況を受け、なんと将来、夢洲にインド館が再建される予定であることが、 「日本万博バーラト協会」から閉幕後に発表された(クラウドファンディングも実施)。会場跡地が整備され、EXPO2025記念館などができる頃、 インド館もできる限り同じ姿で再建する予定とのこと。 海外パビリオンが閉幕後に再建されるなど、前代未聞のことではないか。彼の国の親日度合いもさることながら、 それほど大きなビジネスチャンスだと捉えられたのだろう。これぞ、万博の大きなレガシー(経済面)の一つである。 会期中、私は同館のレストランを体験できなかったので、近い将来再建された折には、ぜひ訪れてみたい。

 同館を出た後、まだスタンプを押せていない「コロンビア館」へ。ほぼ待ち時間なしで入館。 南米のコーヒーの国らしい展示が印象的であった。

 続いて向かったのは、シグネチャーゾーンの「いのちの遊び場 クラゲ館」。 数学研究者で音楽家でもある中島さち子氏がプロデュースしたパビリオンで、「いのちを高める」がテーマ。 事前予約を取るのは難しいが、ここは自由観覧エリアがあるので、スタンプを押しがてら入館した。パビリオンといってもオープンエアーで、 色んな国の人たちによる音楽演奏が行われていたり、子供たちがゲームやお絵かきに興じていたり、賑やかで開放的である。 刺激的な何かが展示されているというよりは、老いも若きもみんな自由に楽しむことが推奨されているパビリオンだと感じた。 万博はある意味情報洪水の場だが、こんな所があると、ホッと一息つける。改めて、今回の万博の「多様性」を実感する。

 同館を出た後、エンパワーリングゾーンの「北欧館(Nordic Circle)」へ。日差しが強い中、30分近く並んで入館。 ここは北欧5か国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)が共同で出展するパビリオン。 文化や言語も違う各国がめざす未来社会などについての展示が中心であった。 パビリオン内部よりも、むしろ外に併設されたショップが人気で、特にムーミンに関連するグッズを求めて訪れる人が多かった。 なお、パビリオンを出るとき、お土産に紙パック入りの天然水を1つ戴いた。

 次に、東ゲート方面へ向かう。すると、関西パビリオンの前でこの日は三重県が出張し、県産品などの販売を行っていたので、覗く。 インスタをフォローしたら押せるという特別なスタンプを押した。また、ここで試食したえびせんが美味しかったので購入。

 そろそろ夕方になったので、今日は早めに退散。東ゲートを17時過ぎには出て、夢洲駅改札を17時26分に通過。帰路についた。

(2026年3月2日記す)

EXPO 2025 / OSAKA YUMESHIMA Apr.13-Oct.13,2025